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以前、次のような文章を書きました。
今日、8年ぶりにファクシミリ1 を使いました。私が自宅にあったファクシミリ専用機を処分したのは、今から10年以上前のことです。それ以来、現在まで、ファクシミリを使用したのはただ1度だけです。そのときは、コンビニエンスストアから送信しました。(私がファクシミリを最後に受け取ったのは、もう15年以上も前になります。)
誰かに私の方から連絡しなければならないとき、その連絡手段を決めるのは、私ではなく、つねに相手の方です。したがって、相手が私との連絡の手段に「ファクシミリ」を指定したら、私は、ファクシミリを使わなければなりません。
今日の相手は、書類を送る手段として、郵送またはファクシミリという2択を示していました。郵送が面倒だったため、近所のコンビニエンスストアまでファクシミリを送るために出向きました。
しかし、ファクシミリは、「届いた」という連絡を相手からもらわないと、送信した文書が本当に相手の手に渡ったかどうかわかりません。特に、最近は、民間企業のオフィスでファクシミリが使われることは滅多にないはずです。ファクシミリの送受信の機会が少なくなれば、着信のチェックも行われなくなり、私が送った書類が放置される可能性が高くなります。一般に、誰かに連絡をとるときには、相手がすでに「主に」使っていて、受信を頻繁に確認するような手段を用いるのが礼儀でもあり合理的でもあるのでしょう。
- 私は、ファクシミリの短縮表現に当たる「ファックス」という言葉は使いません。あまり美的ではないように思われるからです。 [↩]