Home 世間話 ブログ2年目に当たって

ブログ2年目に当たって

by 清水真木

 昨日(2022年7月21日)、このブログを始めてから1年になりました。この1年間、短い文章を続けて投稿してきました。この間、私の文章を読んでくださったすべての方々に心から感謝します。

 ちょうど1年前、ツイッターに投稿するつもりで作っていたメモ1 が140文字を超えたとき、これを分割してツイッターに投稿するのではなく、まとめてブログで公表することを急に思いつき、そのまま「はてなブログ」のアカウントを作り、文章を公表しました。これが2021年7月22日です。

 ブログを作ったきっかけが上記のようなものであることから、私は、文字数に関する最低限度を141文字と決めて文章を公開してきました。140文字以下の文章なら、ツイッターに投稿することができるからです。(実際には、次の文章に書いたように、A4版1ページを目安にしています。)

 「ともかくもカルタゴは滅ぼされるべきであると私は思う」”Ceterum censeo Carthaginem delendam esse.2 は、ローマの政治家の大カトーの言葉として広く知られているものです。カトーは、みずからの演説の締めくくりに、文脈とは関係なくこの文を繰り返していたと伝えられています。「カルタゴは滅ぼされるべきである」(Carthago delenda est.)という短縮表現もまた有名です。

 このブログで公表された文章はいずれも、少なくとも公表された時点では、私にとっての”Carthago delenda est.”だったものです。言い換えるなら、あとから振り返り、素人くささや見当違いが目につくとしても、過去のある瞬間において文章の1つひとつが”ceterum censeo”であったことは間違いのない事実です。私としては、この点を大切にして文字を記しています。

 これまでの1年間、思いついたこと、考えたことをその事実とともに記録し、さらに、できることなら、文章を読んでくださる方々に裨益することを目指してブログを毎日更新してきました。「毎日更新」をこれからも続けるかどうかについては、今のところまだ何も決めていませんが、当分は、同じようなスタイルで文章を公表するつもりです。引き続き御支持いただければ幸いです。

  1. 私は、ツイッターに何かを投稿するときは、必ず下書きを作り、何度も推敲します。 []
  2. 語順は典拠により多少異なります。 []

関連する投稿

コメントをお願いします。